Overhaul
オーバーホール

オーバーホールとは
「オーバーホール」とは、機械を完全に分解し、部品を詳細に点検・修理・交換することで、性能と精度を新しかった頃の状態にまで回復させる作業のことです。
摩耗や劣化によって低下した精度と機能を回復させ、機械の寿命を大幅に延ばす目的で
単なる故障修理(部分的な部品交換)ではなく、全部分解して内部まで徹底的に手を入れる、大規模な「再生手術」のようなものです。
Detailed Process
オーバーホールの流れ

復旧時に間違えることの無いよう、写真やメモを取り、また図面を見ながら解体作業を行い、洗浄、錆落としを行います。

摺動面(しゅうどうめん)では精度の要となる部分を再研磨、あるいは手作業によるキサゲを行い、接触面積を確保し、油膜保持能力を回復させます。
駆動系ではボールネジ、軸受、ギアなどを点検。摩耗が激しいものは新品または再生部品に交換します。

主要部品の修理・交換後、機械を再組み付けし、機械本来の精度を呼び覚まします。
水平、直角度、真直度などの精度を、メーカー出荷時の基準、またはそれ以上の状態を目指して入念に調整します。
組み付け後、実際に機械を運転させ、動作、ビビリや異音がないかなどを確認します。

組み上がったら試運転をし、問題が無ければ梱包、納品します。

オーバーホール全般作業はもちろん、キサゲ部分のみの作業でも
株式会社合美にお任せください!
お仕事のご依頼も随時お待ちしておりますので、どうぞお気軽にご相談ください!
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